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■修了のご報告■ 敦煌から西安へ・河西回廊の仏教遺跡を訪ねる、8泊9日の旅
古代シルクロードの国際通路・『河西回廊』に点在する仏教芸術の宝庫を訪ねる考古学の「移動教室」が無事、終了しましたので、ここに謹んで修了のご報告をさせていただきます。
「北京大学・サマーキャンパス」は、日中文化交流の一環として、毎日エデュケーションが北京大学考古文博学院と共催している夏期特別講座で、昨年は中国古代史の舞台となった『中原』に点在する「定窯遺跡」や「曹操高陵」などの重点遺跡視察を目的に、北京から保定、石家荘、安陽、鄭州を経由し、古都・洛陽に至る走行距離1,700キロメートルに及ぶ大陸縦走バスツアーを敢行し、考古学の「移動教室」として大きな成果を上げることができました。
今回は、学術顧問の早稲田大学文学学術院・稲畑耕一郎教授・親子を加えた総勢19名が日本側から参加し、中国側からは北京大学考古文博学院・徐天進教授と仏教考古学専門の同学院副院長・杭侃教授の2名が同行講師として参加され、仏教東進の軌跡を求めて、敦煌から西安に至る約2,000キロメートルの『河西回廊』に点在する仏教遺跡や重点遺跡を訪ねました。敦煌では2連泊して「莫高窟」や「玉門関」等を見学した後、長距離バスで「嘉峪関」へと移動、嘉峪関から天水へは寝台列車を利用し、天水から西安へは再び長距離バスで移動、西安到着後は旅の疲れを癒すための3連泊の旅となりました。途中「楡林窟」「麦積山石窟」「法門寺博物館」等の仏教遺跡をはじめ、十数カ所の重点遺跡や博物館等を見学しましたが、日中両国の専門学者による懇切丁寧な解説ぶりは、受講者にとっては大変ユニークな考古学の学術交流を体験することができました。
以下、長距離バスと寝台列車から眺める広大な中国大陸の「自然」と「風」を身体全体で感じながら、古代の東西交通要路『河西回廊』に点在する仏教芸術の宝庫を訪ねた今回の「移動教室」の模様を、旅行日程を追ってご報告申し上げます。
2011年8月23日(火)〜31日(水) 8泊9日
日(曜日) | 主な日程・見学内容 | 宿泊地 |
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8/23(水) | (午前) 羽田・関空から航空機にて北京へ 【サマーキャンパス開講式】 15:30 (於:北京大学サックラー考古美術博物館) 【特別講義】 16:00 (於:北京大学考古文博学院) 【歓迎会】 18:30 1日目のレポートはこちら |
北京 |
8/24(木) | 【国内便にて敦煌へ移動/特別参観】 ■莫高窟・特別参観 2日目のレポートはこちら |
敦煌 |
8/25(金) | 【終日、敦煌視察】 ■漢長城 ■玉門関 ■陽関 ■鳴沙山・月牙泉 3日目のレポートはこちら |
敦煌 |
8/26(土) | 【バスにて嘉峪関へ移動/視察】 ■楡林窟 (移動途中) ■嘉峪関 【軟臥・列車にて天水へ移動】 4日目のレポートはこちら |
車中泊 |
8/27(日) | 【天水視察】 ■伏羲廟 ■麦積山石窟 5日目のレポートはこちら |
天水 |
8/28(月) | 【バスにて宝鶏経由で西安へ移動/視察】 ■宝鶏青銅器博物館 ■法門寺博物館 ■乾陵 6日目のレポートはこちら |
西安 |
8/29(火) | 【終日、西安視察】 ■陝西省考古研究院 ■大雁塔 ■陝西省歴史博物館・唐代壁画珍品館 7日目のレポートはこちら |
西安 |
8/30(水) | 【終日、西安視察】 ■西安碑林博物館 ■青龍寺 ■兵馬俑坑 【修了式・歓送会】 18:30 (於:西安市内のレストラン) 8日目のレポートはこちら |
西安 |
8/31(水) | (午前) 北京へ国内便移動 (午前) 北京から航空機にて羽田・関空へ 9日目のレポートはこちら |
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【参考】「北京大学サマーキャンパス2011」の概要・募集要項
【受託販売・研修企画・運営】
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