■修了のご報告■
毎日エクステンション・プログラム「北京大学・サマーキャンパス2016」・『四川省の古代遺跡を訪ねる旅』が無事、修了しましたので、ここに謹んでご報告させていただきます。
「毎日エクステンション・プログラム」では2010年以降、主に毎日エデュケーションと北京大学考古文博学院の共催で、中国考古学に関心のある方を対象に夏期特別講座「北京大学・サマーキャンパス」を開催して参りました。
2010年の「中原に点在する重点遺跡を巡る大陸縦走バスツアー」を皮切りに、2011年には「敦煌から西安へ・河西回廊の仏教遺跡を訪ねる旅」、2012年には「草原の王朝遺跡(遼・元)を巡る旅」を継続開催してきましたが、2013年と2014年には日中関係が悪化した影響で中止を余儀なくされました。代替え企画として、2014年秋に陝西省考古研究院・焦南峰先生及び北京大学考古文博学院の徐天進先生のご協力によって少人数のグループツアーとして『陝西省西安・考古工作視察の旅』が実現し、「秦漢渭河橋遺跡」や「周原遺跡」等で発掘現場を目の当たりにすることができました。更に、2015年夏には徐天進先生ご紹介の浙江省文物考古研究所・孫国平先生のご協力で、同じく少人数ツアーの『稲作のルーツ&南宋文化の粋を訪ねる旅』が実現し、稲作のルーツとされる新石器時代の「河姆渡遺跡」「田螺山遺跡」の見学とともに、南宋時代の文化の粋を求めて浙江・江南地方に点在する陶磁器類の文化遺産を訪ねる貴重な体験をすることができました。
今回も徐天進先生ご紹介の四川省文物考古研究院・高大倫院長のご支援・ご協力により、長江上流域に栄えた謎の青銅器文明を探る『四川省の古代遺跡を訪ねる旅』が実現し、古代蜀王国の「三星堆遺跡」「金沙遺跡」の見学とともに、三国志で有名な「成都武候祠」、更には世界遺産の「楽山大仏」等を訪ねる新たな体験をすることができました。
以下、広大な中国大陸の自然と風を肌で感じながら、四川省・成都平原に点在する古代蜀王国の遺跡を訪ねた考古学の「移動教室」の模様を、日を追ったレポートとしてご報告申し上げます。
日(曜日) | 主な日程・見学内容 | 食事・宿泊 |
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9/6(火) | ●成田から航空機にて成都へ NH947/17:25〜22:20 ●関空から航空機にて成都へ CA462/18:00〜22:00 成都双流国際空港着、成都市内のホテルへ移動。 1日目のレポートはこちら |
─・─・機 成都泊 |
9/7(水) | 朝食後、パスにて成都市内を視察。 9:00〜 表敬訪問 「四川省考古文物研究院」へ。 「特別講義」 『古蜀王国的伝説時代』を受講。 アニメ 『神樹的伝説』を鑑賞。 午後 「金沙遺跡博物館」を見学。 18:30〜 「歓迎夕食会」 2日目のレポートはこちら |
朝・昼・夕 (朝食はホテル、昼食はレストラン、夕食は歓迎夕食会) 成都泊 |
9/8(木) | 午前中、パスにて成都市内を視察。 「四川博物院」「成都パンダ繁育研究基地」を視察。 15:30〜 バスにて成都市から広漢市へ。(北東約50キロ、1時間) 「三星堆博物館」「三星堆遺跡」を視察。 夕刻、成都市へ。 3日目のレポートはこちら |
朝・昼・夕 (朝食はホテル、昼食・夕食はレストラン) 成都泊 |
9/9(金) | 終日、成都市内にて見学。 「成都博物館」「永陵博物館」(王建墓)「成都武候祠」「錦里古街」 4日目のレポートはこちら |
朝・昼・夕 (朝食はホテル、昼食・夕食はレストラン) 成都泊 |
9/10(土) | バスにて成都市から楽山市へ。(南約160キロ、1時間半) 終日見学。「楽山遊覧」「楽山大仏」「麻浩崖墓」(東漢墓) 18:30〜成都にて「歓送夕食会」 5日目のレポートはこちら |
朝・昼・夕 (朝食はホテル、昼食はレストラン、夕食は「歓送会」) 成都泊 |
9/11(日) | 早朝、空港へ移動。 ●成都から航空機にて成田へ NH948/09:05〜15:25 ●成都から航空機にて関空へ CA461/11:30〜17:00 6日目のレポートはこちら |
朝・機・─ |
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