第4回 毎日エクステンション・プログラム 代替企画
『ブッダルートを巡る・インド仏跡視察の旅』 <報告6日目>

6日目 ベナレス見学    3/21(月)

午前5時半にホテルを出発し、ガンガ河での沐浴風景を船から見学しました。乾季のガンガの水は淀み、生活用水も流れ込んでいるためか、濁って非衛生的でしたが、熱心なヒンズー教徒達は頭からガンガに身を沈め、熱心に祈っていました。

インドではヒンズー教徒が80%を占めており、ヒンズー教の教えにより人々は生まれ変わるつど苦しみに耐えねばならないとされています。しかし、ベナレスのガンガ河近くで死んだ者は、輪廻から解脱できると考えられており、このためインド各地から多い日は百体近い遺体が金銀のあでやかな布にくるまれ運び込まれるとのことです。この日も河岸の火葬場からは煙が上がっており、周りに親戚らしき人々が静かに見守っていました。

一行は火葬場近くで船を降り、束ねた薪木が重ね置かれ、何故か牛小屋のある脇道を登り、迷路のような狭い道を「ヴィシュワナート寺院」へと向かいました。シヴァ神を祀った有名な寺院で、現在の建物は1780年に再建されたもので、金のドームがあることからゴールデン・テンプルとも言われています。寺院の周囲は警戒が一段と厳しく、ボディーチェックの上、撮影禁止で外国人は寺院内部には入れず、銃を持った兵士がやたら大勢、警戒に当っていました。隣接するイスラム寺院との宗教紛争が現在も絶えないための警戒とのことでした。


『ブッダルートを巡る・インド仏跡視察の旅』 <報告6日目>


ホテルに戻っての朝食の後、午前8時40分、ベナレスの市内観光に出かけました。マハトマ・ガンディーが創始し、インドの立体地図が本尊という「バーラト・マーター寺院」、広いキャンパスの「バナーラス・ヒンドゥー大学」と隣接する新しいヒンズー寺院、シヴァ神の妃・ドゥルガーを祀っている「ドゥルガー寺院」等を駆け足で見学して回りました。

再びホテルに戻っての昼食後、午後1時半にチェックアウトし、市内から北西25キロメートルにある「ワーラーナシー空港」へと向かいました。パトナからベナレスまで、5日間、総走行距離・約700キロメートルの長旅をスリルと笑顔で楽しませてくれた運転手のシンさんとはここでお別れでした。午後3時50分発のAI405便はほぼ定刻通り出発し、午後5時半「インディラ・ガンディー国際空港」に到着しました。午後6時半、再び「ホテル・メトロ・ハイツ」にチェックインし、ガイドのシンさんとともに一行はニューデリー中心街にある「ホテル・メトロポリタン」の日本食レストラン『さくら』へ行くことにしました。ここでは、キリンビールでの乾杯後は日本酒に切り替え、久々の醤油味のにぎり寿司やてんぷら料理を味わいながら、遅くまでインド滞在最後の夜を過ごしました。



 「ブッダルートを巡る・インド仏跡視察の旅」 報告

報告 1日目 デリー到着

報告 2日目 クムラハ―ルとヴァイシャルの見学

報告 3日目 ナーランダ僧院跡とラジギールの見学

報告 4日目 ブッダガヤ見学

報告 5日目 サルナートとベレナス見学

報告 6日目 ベレナス見学

報告 7日目・8日目 デリー市内観光と帰国


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