第3回 毎日エクステンション・プログラム
「北京大学・サマーキャンパス2010」 <報告・8日目>

8日目  自由行動

8月25日、晴れ。この日は帰国日とあって、午前中は自由行動となりました。朝食後の午前8時半、若手組(?)は北京大学の北隣にある「円明園」に向かいました。円明園は、1860年に英仏軍により最初の焼き討ちにあった後、1900年にも英仏米独露日伊、オーストリア・ハンガリーの連合軍によって再び破壊されました。復元工事が続く中、今年は破壊後150周年に当り、円明園には朝から多くの観光客が押し掛けていました。緑に包まれた広い園内の湖にはハスの華が咲き乱れ、心地よい風が柳の枝を揺らしていました。


北京大学・サマーキャンパス2010

この後、北京大学のキャンパス巡りを兼ね、北京大学のグッズを扱っている構内売店に向かいました。広い構内の一角にある売店では、書道用品や文具、書籍等、様々なグッズがあり、一行はそれぞれ、思い思いの記念品とお土産を物色し、購入していました。夏休み中の突然の来客に店員は大喜びの様子でした。そう言えば、受講生のお一人が、今回のツアーではお土産を買う機会がほとんど無かったとおっしゃっていました。



午前11時、やや早めながらのチェックアウトを済ませ、北京空港へと向かいました。一行は長旅ですっかりお世話になった張丹さんともここで涙のお別れをし、羽田発着組と関空発着組に分かれて出国手続きを済ませました。出発時間までの間、各自、飲食店やお土産店巡りをし、余裕ある時間を過ごしました。

午後3時50分、ほぼ満席のNH1286便は羽田に向かって飛び立ちました。少し遅れの午後4時5分、これもほぼ満席のCA161便は関西空港に向かって飛び立ちました。CA161便の機長挨拶で、北京、関空の飛行距離がおよそ1,700キロだと知らされた関空発着組はバスツアーの走行距離が如何に長い距離だったのか、改めて思い知らされたとのことでした。両便は、ほぼ同じ午後8時半前後に無事到着したことを確認し合い、各自、残暑の中を家路につきました。

こうして、今回の「北京大学・サマーキャンパス2010」は感動と大きな成果を得て修了することができました。受講者の皆さんには強行日程にもかかわらず、ご協力を賜り、本当にありがとうございました。また北京大学考古文博学院の趙輝院長を始め、日中両国の関係者の皆さんには、絶大なるご支援・ご協力を賜り、日本側主催者として心から感謝申し上げます。今回の貴重な体験を活かし、今後とも「毎日エクステンション・プログラム」の充実・発展に尽力して参りますので、引き続き、ご支援・ご協力賜りますよう、お願い申し上げます。

なお、筆者の事実誤認による本文中の誤りにつきましては、何卒、ご容赦の程、お願いいたします。



(文責・郡山/写真・相良)



 「北京大学・サマーキャンパス2010」 報告

報告 1日目 「開講式」&「歓迎会」

報告 2日目 「特別講義」&「燕下都遺跡」 視察

報告 3日目 「定窯遺跡」&「北岳廟」 視察

報告 4日目 「響堂山石窟」「磁州窯遺跡」&「」 視察

報告 5日目 「殷墟」&「曹操高陵」 視察

報告 6日目 「龍門石窟」&「二里頭遺跡」 視察

報告 7日目 「河南博物院」見学・「鄭州商城」 視察 & 「修了式」兼「歓送会」

報告 8日目 自由行動


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 重点遺跡の視察レポート・ダウンロード

「北京大学サマーキャンパス2010」にて訪問した重点遺跡の視察報告、および補足の解説をまとめたレポート(PDFファイル)を作成いたしました。下記リンクよりダウンロードできます。

pdf 「北京大学・サマーキャンパス2010」重点遺跡レポート (PDF/1.77MB)


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