この日も晴。午前中は、ゆとりをもって「北京動物園」の見学と買い物タイムに当てました。寒空の動物園にも関わらず、日曜日とあってか、大勢の親子連れが訪れていました。広い園内を一行は人気のパンダ館へと急ぎ、愛くるしい本物のパンダとの対面を果たすことができました。寒さと広さに戸惑いながら、一行は早めに動物園の見学を切り上げ、楽しみにしていた土産物店へと向かいました。立教女学院は午後一番からのリハーサルのため、あまり時間をとることができませんでしたが、二階堂高校の皆さんは各自、思い思いの買い物時間を楽しむことができました。
公演会場となった「海淀工人文化宮」では、舞台監督や音響、照明係等の劇場スタッフが待ち受ける正午過ぎから、先ず、立教女学院が3時間かけ、続いて二階堂高校が同じく3時間かけて、本番さながらにリハーサルが行われました。その後、中国側の愛蓮舞踊学校のリハーサルも行われましたが、友好公演本番を控えた「海淀工人文化宮」の前には、徐々に人々が集まり始め、午後6時半の開場時には、親子連れの観客で会場内はほぼ満員となっていました。
午後7時、いよいよ友好公演の開始です。
「第十六届中日青少年学生交流大会」の横断幕が掲げられた舞台の幕が上がり、スポットライトを浴びて先ず、登場したのが立教女学院でした。続いて愛蓮舞踊学校、二階堂高校の日中3団体が交互に登場し、躍動感あふれる演技が1時間半にわたって行われました。
日頃鍛えた練習の成果を披露した日中両国の若者の演技に対し、観衆からは盛大な拍手と賞賛の声が送られました。演技終了直後のカーテンコールでは、日中3団体の代表者に対する花束の贈呈があり、大きな感動に包まれつつ友好公演は午後9時前に無事、幕を閉じました。
▼1時間半にわたる公演は、大成功のうちに閉幕! 左から、立教女学院、 愛蓮舞踊学校、二階堂高校
友好公演の興奮が冷めやまぬ一行は、民間交流という大役を果たした達成感と安堵感に包まれながらの遅い夕食となりました。この日は、長時間のリハーサルから友好公演本番までの長い一日だったため、程良い疲れを感じながらも、いつまでも賑やかなおしゃべりの夕食タイムが続き、午後11時前の遅いホテル戻りとなりました。
3日目 公演リハーサル&友好公演本番
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