「アジアの子どもに出会って30年
〜子どもが笑顔で暮らせる社会をつくりたい」
【講師】 甲斐田万智子さん / 特定非営利活動法人国際子ども権利センター(シーライツ) 代表理事
高校生で留学したアメリカで、アジア・アフリカ・中南米の仲間に出会い、世界は思い描いていたよりずっと広いことを実感した甲斐田さん。大学卒業後ユニセフ協会に就職したのは、先進国と南の国の不平等な関係や私たちのライフスタイルを問い直す開発教育に取り組みたかったから。
その後、英国の大学院で開発教育の実践を学び、ブータンやインドへ。96年からシーライツ(国際子ども権利センター)に参加し、カンボジアやタイで子どもの人身売買防止プロジェクトに取り組んできた甲斐田さんですが、今年8月に日本に帰国!
海外経験が豊富な甲斐田さんに、留学体験だけでなく、子どもの人権を守るために私たちが何をすべきかについても話して頂きます!
海外留学したい人、国際協力の仕事に就きたい人、必見です!
@ 援助ではなくエンパワーメントを〜フィリピンの子どもたちとの出会い
A イギリス留学〜大学院での経験と学び
B 子ども主体で児童労働に取り組む〜インドの子どもたちとの出会い
C 帰国してシーライツへ〜子育てとNGOの両立
D カンボジアの子どもと日本の子ども〜シーライツの活動
E 子どもを守るために私たちにできること〜国際協力をめざす人へ
F Q&A、交流会
2010年11月17日(水) 19:00〜21:00 開場18:30
(株)毎日エデュケーション フリースペース「グローバルひろば」
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル西コア9F
東京メトロ東西線「竹橋駅」徒歩0分 地図・アクセスはこちら
500円 (シーライツの活動に使われます)
30名 (申込先着順)
(株)毎日エデュケーション
■ 甲斐田 万智子さん
特定非営利活動法人国際子ども権利センター(シーライツ) 代表理事
URL : http://www.c-rights.org
1960年長崎県生まれ。上智大学外国学部卒業。日本ユニセフ協会に就職。サセックス・開発問題研究所開発学修士課程修了。開発教育におけるNGOとメディアの役割を研究。1990年からブータン、1992年からインドに滞在。1996年に国際子ども権利センター(シーライツ)に参加。2002年から立教大学異文化コミュニケーション研究科教員。2003年からカンボジア、2007年からタイに滞在。カンボジアの子どもの人身売買、性的搾取、児童労働の防止活動に従事。2010年8月に帰国。『わたしの人権みんなの人権〈5〉立ちあがる世界の子どもたち』、ポプラ社(編著)など。娘二人(18歳と20歳)と夫、犬一匹。
高校生のときにアメリカで出会ったいわゆる開発途上国からの仲間に出会ったことで世界に目を向ける視点がぐっと広がりました。その後、大学生のときにフィリピンのスラムで出会った子どもたちや女性のたくましさに感動し、アジアの子どもたちとかかわる仕事をしたいと思いました。そして、先進国と途上国の不平等な仕組みを変えることを目指す開発教育の実践について、より深く学びたいと思ったイギリスで子どもの権利条約のことを知り、その後、滞在したインドで子どもを主人公にして児童労働に取り組むNGOと子どもたちに出会いました。1996年に帰国し、シーライツで働きながら子育てをしたのですが、カンボジアのように子どもの人身売買の状況は深刻ではありませんが、性的搾取の分野に限らず、子どもの権利が決して守られているとはいえない日本社会でも子どもの権利が守られるようになることを目指しています。
これまでの30年間の歩みをみなさんにお伝えしながら、子どもを守るために私たちにできることをご一緒に考えたいと思います。
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株式会社 毎日エデュケーション Tel: 03-6267-4188 「グローバルひろば」担当
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