NGO「テラ・ルネッサンス」設立者/理事長が報告
1998年から2002年までの内戦で約3万人もの18歳未満の子どもたちが「子ども兵」になったと言われるコンゴ民主共和国。特に同国東部では、携帯電話に使用されるタンタルなどの希少価値の高い資源をめぐって戦闘が激化。私たちが日々の生活で「消費」している「資源」が、子ども兵を生み出しているとも言える現状が、そこにはありました。
ウガンダ共和国で2005年から「元子ども兵の社会復帰支援」を実施してきたNPO法人テラ・ルネッサンスでは、2007年からコンゴ民主共和国でも、「元子ども兵」の社会復帰支援を開始。今回、元子ども兵や内戦で傷ついた人たちの社会復帰のため、職業訓練センターを建設することになったのです。
同センター開設にあわせて、この4月に現地視察に訪れた同団体理事長、鬼丸昌也さんが、現地の写真や映像を使って、コンゴ民主共和国東部の現状、元子ども兵たちの「声」をお届けします。
2009年4月20日(月) 19:30〜21:30 開場19:00
(株)毎日エデュケーション本社 フリースペース「グローバルひろば」
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1,000円(NPO法人 テラ・ルネッサンスの活動費用になります)
30名(申込先着順)
(NPO法人)テラ・ルネッサンス http://www.terra-r.jp/
テラ・ルネッサンスは、地雷・小型兵器・子ども兵という3つの平和に関する課題に対して、現場での国際協力と同時に国内での啓発・提言活動を行うことによって「問題解決」に向けた活動を行っている。活動地域は、カンボジア・ラオス・ウガンダ・コンゴ・日本の5ヵ国。詳細は同団体ホームページを参照。
鬼丸昌也さん/NPO法人テラ・ルネッサンス理事長。
1979年、福岡県生まれ。立命館大学法学部卒。2001年、初めてカンボジアを訪れ地雷被害の現状を知り、「すべての活動はまず『伝える』ことから」と講演活動を始める。同年10月、大学在学中に「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」をめざすNGO「テラ・ルネッサンス」設立。地雷、子ども兵や平和問題を伝える講演活動は140回以上。国内外を問わず精力的な活動を行っている。主な著書に『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』(こう書房)、『ぼくは13歳 職業、兵士。』(合同出版)などがある。
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